Story&Interview楽しく素晴らしい、そしてほろ苦い、唯一無二の物語
様々な空間のデザイン設計を行なっているイクサでは
今までお仕事をさせていただいた全てのお客様との素敵?苦しい?楽しい?物語があります。
そのストーリーを聞いて欲しい!これからお店づくりを頑張るぞ!という皆様のヒントになればいいなと思います。
物語のほんの一部ですが覗いてみてください。
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イクサに依頼したキッカケを教えてください
いつかは自分のお店を持ちたくて、「ここならいいかも」という物件に出会ったタイミングで開店に向けて本格的に検討をスタート。住宅街の中にある古い空き家だったため、「この立地をどう思いますか?」「この建物を活かせそうですか?」というところから、飲食の店舗設計の実績豊富なイクサさんに相談しました。「どういうお店をやりたいの?」という質問から始まり、色々と会話をする中で「モーニング・ランチを中心にした古民家カフェ」というコンセプトが具体的になり、「この立地でもSNSを使って集客は可能だし、いい店ができると思いますよ!」と後押ししてもらえたことで、安心して夢の実現に向けて動き出すことができました。
イクサに相談したこだわりポイントは?
改装前は外観だけ見るとフツウの古い家。だからこそ、お店の中に入った時に「すごい、おしゃれで可愛い!」と思ってもらえるようなギャップがほしいとお願いしました。それ以外は、古民家改装の経験もあるイクサさんに基本おまかせ。「吹抜けでインパクトを出そう」「欄間や建具を再利用しよう」など色々な提案をもらいながら、古民家らしい懐かしさとモダンさが融合した素敵なお店をつくっていただきました。私たちの想いや好みを尊重しながらも、「こんな風にもできる?」と相談した時にはお店の雰囲気に合うか合わないかをハッキリ伝えてくれるなど、よりよいお店にするための方法を真剣に一緒に考えてくれて頼りになりました!
イクサと一緒にお店づくりをするなかで
印象的だったエピソードを教えてください
「これ、つくってみました!」とお店のコンセプトにぴったりな立て看板をサプライズでつくってくれたり、オリジナルの暖簾の提案をしてくれたりと、イクサさんは建物の設計だけじゃなく、細かい部分まで目配り&気配りがすごいんです。お店に必要なものは何かを私たち以上に真剣に考えて、「こんなのはどう?」と次々とワクワクするアイデアを出してくれました。立て看板も暖簾も写真映えするとってもおしゃれなデザインなので、お客様が記念撮影をしてSNSにアップしてくれるんですよ。その投稿を見た別のお客様が訪れてくれる流れが生まれていて、イクサさんの仕掛けがばっちり集客につながっていることに「さすが!」の一言です。
完成した店舗の満足度は?辛口で!
依頼者の想いに「+1」する設計を掲げているイクサさんですが、私にとっては「+10」もの価値と驚きがありました。職人さんとの距離も近いアットホームな現場で、空き家に命が吹き込まれていく過程を見守れたこともいい思い出になりましたね。イクサさんはアフターフォローも手厚く、使う中で気になった所をすぐに手直ししてくれるなど、完成後もよりよい空間にどんどんアップグレードしてくれていまも変わらず頼りになる存在です。想像以上のお店になってとても満足していますが、失敗を挙げるなら…。建物性能として断熱を提案していただきましたが自分たちの予算の都合で採用できなかったことだけは、お店をオープンしてみてちょっと後悔しているポイントです。
これからイクサto店舗でお店づくりをされる
方へのメッセージ
完成時には素敵な舞台をつくってもらえたことに感謝すると同時に、「このお店に見合う料理を提供できるだろうか」とプレッシャーも大きかったんです。でも「ハコ」としての魅力にあふれているからこそどんな料理もおしゃれに映えるし、これまで磨いてきたスキルを発揮しながら色々なメニューに挑戦できるのが楽しくて。お店を訪ねてくれた建築関係の方から褒めていただく機会も多いのですが、プロから見てもすごいと感じる空間なんだと思うと誇らしく、「いいお店」という安心感が料理人としての自信にもつながっています。皆さんもぜひイクサさんと一緒に、自分がやりたいことを思いきり表現できるお店を実現してください。応援しています!